2008-01-23

Tumblrとの付き合い方をもっと深く考えてみました

前の記事ですが,コメントやはてブコメントで色々な意見を頂きまして,反省しております。非常に思慮の浅い内容で,すごく恥ずかしく思ってます。ここ最近,アクィナス・キャプチャーというのをしておりまして,それで書いた文章をそのまま載せてしまったのがいけなかったと思います。前記事は削除しないでおきます(恥ずかしいですが本当の気持ちですので)。

結論から申しますと私のTumblrはみなさまのご意見を取り入れた上で,しばらく投稿するのをやめてみようと思います。


【前記事の反省点】
・共感を求めるのは厚かましすぎた
・共感を求めておきながら絵師の人たちへの共感を怠っていた。
・Tumblr問題に関するブログ記事をあまり読んでおらず勉強不足だった。
・「死ぬ」なんて過激な言葉を簡単に使ってしまった
・脊髄反射的に書いた記事をそのままアップしてしまった。


【今後の改善策】
・まず自分がTumblrに対してどういう態度を取るべきなのかはっきりさせる。
 「要するにTumblr中毒」というコメントがありましたが反論できません。
・権利侵害は当たり前だがダメである。Tumblrに連絡先を明記してそちらに連絡があった場合はその画像を削除するようにする
・「非公開モードで解決では?」とのコメントがありましたが,これについては公開モードにしたいという思いがあります(後述)。公開モードのまま投稿を止めるのを2週間ほど続けてみようと思います。
・他のかたが書いたTumblr問題を議論した記事を読んで勉強する。私は勉強が超ニガテ,成長性Eなんですが,何とかがんばってみます。
・書いた文章をそのままアップしない。せめて一日ぐらい寝かせて冷静に見返してからアップする(この文章も一日寝かせました)。


【イラストを描く人の気持ちについて】
私はスクラップブック作りの記事で以下のような言葉を書きました。
この数寄ノートは今のところ,自分の持ってるものの中で一番価値のあるものです。何というか「精神的あめ玉」というか,繰り返し眺めて楽しむものです。一番大事なものなので,他人に勝手に触られたらスゴイ勢いで張り倒しそうなぐらい。
これと同じことを絵師の人たちが感じているのではないかと考えました。

絵を見るのは一瞬です。でも絵師の人はその絵と長い時間向き合っています。そうするとその絵が自分の皮膚感覚の延長のように感じられてくるのではないか。つまり無断転載されることは,自分の背中を急に冷たい手で触られたように,比喩ではなく感じられるのではないか。
そう思ったとき,自分のTumblr問題に対する思慮の浅さを思い知らされ,ようやくスタート地点に立てたと感じました。


【自分にとってTumblrは何なのか】
私にとってTumblrは「自分の目で見た世界を保存するもの」,Dashboardは「他人の目で世界を見るもの」。
私は前の記事でこう書きました。
自分が見えている世界が唯一つの世界ではないのです。
他人を理解することは出来ません,それは絶対的に絶望的に出来ないと思っています。
これは私の持論です。Tumblrを初めて使って革命的だと思ったのは「他人の目でインターネットの世界を見ることが出来る」こと。上で「公開モードにすることに思いがある」と書きましたが,つまり「他人の目で世界を見ておきながら,自分の目で見る世界を見せないのはフェアではない」という思いがあるのです。
しかし,非公開モードでTumblrを続けるという可能性も視野に入れておいたほうが良いのかなぁ。
公開/非公開問題に関してはまだ答えが出せません。


【コメントへの返答】
 匿名さんのコメント...
 なら死んで下さい
すいません,死ぬのは勘弁してください。私は出来るだけ生きていたいんです。

匿名さんのコメント...
盗品を並べて公開しないと死んでしまう、なんて人に共感するのはとても無理じゃないかと思います。
ちなみに盗品と言うのは比喩じゃないですよ。
あなたが公開してる"SG"マークのついてる写真はSuicideGirlsっていう有料サイトのコンテンツですので。
そのあたり、もうちょっと考えてから発言されて方がいいのでは無いかと思います。
SGマークがついたものは削除しました(教えていただいて感謝します)。
考えてから発言,ということについてはそのとおりだと思います。ご忠告ありがとうございます。

匿名さんのコメント...
いやまあ死ねばいいんじゃないですか?
タンブラーが存在しない以前はどうやって生きてたんですか?
私も良く分かりません。気に入った雑誌を買って手元に置くとかだったのでは・・・。
本当に気に入った画像はdel.icio.usのブックマークに登録してました。

匿名さんのコメント...
人を殺さないと死んでしまう人は、人殺しを許容されるのでしょうか?ちがいますよね。
あなたの場合も、法律を犯しているという点で、同じです。そんな言い訳は通用しません。
そもそも、なにかにつけて「~がないと死んでしまう」と言っている人がいますが、案外なくてもやっていけるものです。
もう少し考えてみてはいかがでしょうか。
まったくもってそのとおりです。
ご意見を取り入れてしばらくTumblrを止めてみることにしました。

MAROYAKA さんのコメント...
それならプライベートモードにして非公開にして自分だけで楽しめばいいのでは?

「泥棒しないと死んでしまうんです」「窃盗しないと死んでしまうんです」
本当に犯罪を犯さなければ死んでしまうという体質なら、もう本当に死ぬしかないのでは?
あなた1人が生きるのに、他の数十人の人間を犠牲にするくらいなら、あなた1人が死ぬべき。
と言ってあげても、口先だけで「死んでしまう」とか言ってアピールしてるだけの甘ったれに、
本当に死ぬようなプライドなんて無いだろうけど。
人間はできるだけ生きていたほうが良いと思うんです,どんな人でも。確かに人に迷惑をかける人は問題ですけど,何とか一緒に生きていく方法を考えたほうが建設的だと思うんです。
「死ぬようなプライド」という言葉が気になります。死ぬことにプライドなんて関係ありません,死ぬのはいけないことです。

匿名さんのコメント...
普通はまず最初に い ろ い ろ 考 え て か ら 発 言 す る も の だ け ど ね 。
こういう場合。
普通はね。

まあTumblerがないと死んでしまう希有な体質の持ち主のようなので普通ではないんでしょうね。
うぅ,そのとおりですね,反省してます。
でも普通って何でしょう? 普通の人なんていないと私は考えています。

匿名さんのコメント...

[二次創作者の主張まとめ]

「複製権」の侵害は止めろ、Tumblrなんて使うな、
俺たち?はぁ??これは「改作利用権」の侵害ですが何か?
作者にもメリットあるから問題無いよ、むしろ感謝されるべきだし、
そんなことより「複製権」の侵害であるTumblrで転載してる奴は死ねよ。
俺たちが他人の著作権を侵害して金儲けまでしてるって?
そんな事関係無い、原作者が黙ってるのは二次創作を作って欲しいからw。
ギブ&テイクですが何か?つーか、論点ずらし乙!
そんなことより「複製権」の侵害であるTumblrで転載してる奴は死ねよ。
すいません,教えていただいてありがたいのですが,難しすぎて良く分かりません。
勉強させていただきます!

neodenjin さんのコメント...

deltamさんに僭越ながらご忠告。
tumblr.があろうがなかろうが、迂闊に「死んでしまう」とか言わない方がいいです。
その言葉尻だけ取られて揚げ足を取られるだけですよ。

もしtumblr.による私的なスクラップが目的ならばdashboardさえあればいいので、表に表示されてるページは表示しない設定にするか、デザインで印象を変えたほうが良いかと思います。

deltam's scrapbookを見ると、連絡先やポリシーの記述がないので、一般のWEB閲覧者から見ると意図が把握しずらく、権利関係の問題についての連絡も容易にできませんので、不快感と誤解を招く原因になります。

実際の権利関係は関係者同士で法律に従えばいいだけの話なので、匿名の有象無象の意見や感情論の全てを真に受ける必要はありませんが、投稿は慎重にすべきです。

例えば、匿名画像掲示板などに一時的に掲載された画像データなどは著作権不明のものが多く、dashboardを流れてきて気に入ったからといって、うっかりreblogすると権利侵害の責をおっかぶることになります。(画像リンク先の元画像が数日で消えていることが多いので)

誰でも気軽に情報共有が出来るtumblr.ですが、まだまだシステムが未熟でそういったセフティがないので、使い方に十分気をつけないと、外部からは不快に思われてしまいますね。

まあそんな感じで。
neodenjinさん,いろいろと教えていただいてありがとうございます。
ご忠告は全面的に受け入れさせていただきました。
「僭越」なんてとんでもないです。


【今回の件について】
 前回の記事を書いたちょっと後にはてブコメントを確認したら20人も登録されていてびっくりしました。
 こんなブログ誰も読んでいないと思ってたので,えーと,例えるなら「誰もいないと思って裸踊りをしていたら100人の女子高生に取り囲まれていた」って感じです(分からない?)。要するにすごく恥ずかしかったです。

インターネットはからっぽの洞窟という本が昔ありましたが,自分もインターネットのことを真っ暗な洞窟だと考えていたところがあります。私のこのブログはその真っ暗な洞窟でぶつぶつ呟いているイメージです。
ところが今回の件を通して,その洞窟には100人の賢者がいて「君の言うことはここが間違ってる」「君はここを改善したほうが良い」と口々に議論して教えてくれる場であることを認識しました。自分の代わりにたくさんの方々が考えてくれている。

何というか,ネガティブなものも含めてコメントをくださったすべての人に感謝します。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Great article and very interesting blog :)

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