2010-09-05

素数腕立て伏せについて

「落ち着け………… 心を平静にして考えるんだ…こんな時どうするか……
2… 3 5… 7… 落ち着くんだ…『素数』を数えて落ち着くんだ…
『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字……
わたしに勇気を与えてくれる」

最近やっている筋トレ法。自分で思いついたけど、わりと普通の発想だからすでにやってる人も多いかも。

もともとの疑問は「なぜ筋トレって10や5の倍数で終わらせることが多いの?」だった。5の倍数ってあんまり好きじゃないし、なんか必然性がねーよ、という感覚でした。だったら数学的に大きな意味を持つ素数の回数を単位にしたほうが自然じゃないのか、と思い至りました。

やり方
  • 普通に腕立て伏せをやる。1から順に数えながら。
  • もう限界、腕が上がらない! というとこまでやる。
  • 潰れたときの回数が素数だったら勝ち、合成数だったら負け。
  • 何に対して勝ち負けとか関係ない。勝ちを喜び、負けは猛省。

効能
  • 限界までやるので常に限界越えを目指す必要があり、筋肉増強の効果が望める
  • 腕に限界が来ていても「あと数回で素数に達する!」と思うと少しだけ力が湧いてくる(私はこれを素数力と名付けている)
  • 素数間の距離は不規則に広がっていく傾向があるので、これを続けた場合でも常に達成困難な目標を持ち続けられる


とりあえず素数腕立て伏せということで、このアイデアを実装しましたが、素数腹筋、素数背筋、素数ダッシュなどいろいろ実装例は思い浮かびますね。ただし素数スクワットは最後にこけることになるので注意が必要です(実験済み)。

Twitterでは#prime_num_pushupsというハッシュタグで実施報告をしてますが、このタグはまったくバズる気がしない。

誰とは言いませんが、「素数腕立て伏せって何なんじゃ」と問われたのでいちいちTwitterで説明するのも面倒くさいなーとおもってブログ記事にしてみました。


【追記2011.02.24】
Togetter - 「素数腕立て伏せ進行状況」
「素数腕立て伏せ」とは何か 「素数力」が腕立て回数を伸ばす - モジログ